人気のPHP WEBアプリケーションフレームワークLaravelのTips。 (Laravelアプリの初期化)composer create-project laravel/laravel my-app :タグ「DB」での検索

Laravel の モデルで リレーション先のカラムで親データをソートする

● Laravel の モデルで リレーション先のカラムで親データをソートする

少しややこしい表現になりますが、
リレーション先の複数のカラムをソートする のではなく、
リレーション先のカラムを使って親データをソート します

\App\Shirt::with('size')
    ->select('shirts.*', \DB::raw('(SELECT sort FROM sizes WHERE shirts.size_id = sizes.id limit 1 ) as sort'))
    ->orderBy('sort', 'ASC')
    ->get();  // または paginate( $limit );

注意

limit 1 をつけないと、複数行ある時に 「Subquery returns more than 1 row」エラーが返ります

● Laravelのサブクエリ用メソッド

Laravel 5.6.19 から は DB::raw を使用する代わりに joinSub()、leftJoinSub()、rightJoinSub()が追加されたようです。

DB::table('table')->joinSub('select * from "subtable"', 'sub', ...);
DB::table('table')->leftJoinSub(function ($q) { $q->from('subtable'); }, 'sub', ...);
DB::table('table')->rightJoinSub(DB::table('subtable')->where('foo', 'bar'), 'sub', ...);

引用元 : https://goo.gl/2UPi1E

No.1436
10/11 17:28

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Eloquent
DB

Laravelのモデルで明示的にIDの値を指定して INSERT する

$insert_data = [
    'id'         => 1001 ,
    'user_name'  => 'テスト太郎' 
];

IDがガードされている場合、次のようにすると user_name のみ INSERTするSQL文が実行されます。

・ id に値をセットしないで INSERT

$model = new MyModel();
$model->fill($insert_data)->save();

 ↓ 明示的に ID にも値を入れて INSERT する場合はこのようにします。

・ id に値をセットして INSERT

$model = new MyModel();
$model->insert($insert_data);

ただし この方法では自動的に created_at にインサート時刻が入りません。 そこで明示的に現在時刻を渡してあげます。

$insert_data['created_at'] = new \Carbon\Carbon();
No.1427
02/01 14:45

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Eloquent
DB

Laravelのモデル(Eloquent)の結果セット(Collection)に任意のカラムを追加する。またアクセサーで書式を変更する

● Laravelのモデルの結果セットに「任意のカラム」を追加する(自動)

モデルファイルに $appends プロパティをセットします

    // SELECTされるデータセットに次の独自カラムを追加する
    protected $appends = ['_editable_flag' , '_email_aisatsu' ];

● Laravelのモデルの結果セットに「任意のカラム」を追加する(半自動)

任意のタイミングで appends に追加したいときにはメソッドを使用します。

return $user->append('is_admin')->toArray();

● Laravelのモデルの結果セットに「任意のカラム」を追加する(手動)

Laravelのモデル(Eloquent)の結果セット(Collection)に手動で任意のカラムを追加するには map() を使用します。

// コレクションのすべてのデータにurl = http://your.url/here を追加
$collection->map(function ($v) {
    $v['url'] = 'http://your.url/here';
    return $v;
});
// コレクションそれぞれに count=xxx (任意の値) を追加
$collection->map(function ($v) {
    $v['count'] = <計算ロジック>;
    return $v;
});

● Laravelのモデルの結果から「特定のカラム」を削除する(隠す)(手動)

user_code カラムを隠して結果セットをjsonで返します

$collection->setHidden(['user_code'])->toJson(JSON_UNESCAPED_UNICODE)

● Laravelのモデルの結果セットを含む Paginator に「任意のカラム」を追加する(手動)

getCollection() で コレクションを取り出してから行います

$paginator->getCollection()->map(function ($v) {
    $v['count'] = <計算ロジック>;
    return $v;
});

● Laravelのモデルの結果セットに書式を変える「Accessor /Mutator」を追加する

少し書式を変えたいときは Accessor /Mutator を使いましょう

例1: is_starred=1 の時に ☆ を表示するアクセサ

モデルファイルに以下を記述

    /**
     * ● アクセサー : ->_star_mark で is_starred=1 の時に ☆ を表示する
     *
     */
    public function getStarMarkAttribute()
    {
        if ($this->attributes['is_starred'] == 1){
            return '<div class="text-warning">★</div>';
        }
    }

呼び出し方

$model->star_mark

例2: 「dispatch_date」が存在する時にフォーマットして表示する。存在しない場合は未発送を返す アクセサ

    /**
     * アクセサー : 「->dispatch_date_ja」 で 値「dispatch_date」が存在する時にフォーマットして表示する。存在しない場合は未発送を返す。
     */
    public function getDispatchDateJaAttribute()
    {
        if ( $this->attributes['dispatch_date'] != null ){
            $c = new \Carbon\Carbon($this->attributes['dispatch_date']);
            return $c->format('m/d');
        } else {
            return '<span class="text-danger">未発送</span>';
        }
    }

呼び出し方

$model->dispatch_date_ja
No.1384
06/02 09:41

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モデル
Eloquent
DB

Laravel でリレーションを設定し、リレーション先のテーブルを取得する

LaravelでEloquentを使ってリレーションを設定し、リレーション先のテーブルを取得する方法です。

● テーブル例

次のような2つのテーブルがあるとします
・「チーム」(teams)
・「ユーザー」(users)

このようにチームの中に複数のユーザーが所属するとします

 ─── マイチーム
     ├── 鈴木 一郎
     ├── 山田 太郎
     ├── 中村 二郎

● リレーションの設定

モデル /app/Team.php

    /**
     * 1対多リレーション
     *
     * @return \Illuminate\Database\Eloquent\Relations\HasMany
     */
public function users() // 複数形(users)にする
{
    // 「is_deleted = 0」のデータを「idの大きい順」で取得する
    return $this->hasMany('App\User')->where('is_deleted', 0)->orderBy('id', 'DESC');
}

(取得条件やソート順を指定することができます。)

モデル /app/User.php

public function team() // 単数形(team)にする
{
    return $this->belongsTo('App\Team');
}

● リレーションのデータの取得

・1. チーム一覧を所属するユーザー一覧とともに取得する

use App\Team;
$all_teams = Team::with('users')->get();
dd( $all_teams->toArray() );

(実は with() メソッドを指定しなくても、Bladeテンプレートの中で リレーションオブジェクトを呼び出そうとすると自動取得されます。 ただ、自動取得が100回あると100回SQLクエリが投げられるので非効率です。with()メソッドだと in句 で一撃で取得してきます。)

・2. ログイン中のユーザーデータを(チームIDに加えて)チーム名とともに取得する

方法1: with() を使ったやり方

$user = User::with('team')->find( Auth::user()->id );
dd( $user->toArray() );

実行されるSQL文

select * from `users`";
select * from `teams` where `teams`.`id` in (?); // ? は プレースホルダ

 

方法2: LEFT JOIN を使ったやり方

$user = User::leftJoin('teams','teams.id','=','users.team_id')->find( Auth::user()->id );
Mydump::dump( $user->toArray() );

実行されるSQL文

select * from `users` left join `teams` on `teams`.`id` = `users`.`team_id` where `users`.`id` = ? limit 1

・3. 全ユーザー一覧を(チームIDに加えて)チーム名とともに取得する

$all_users = DB::table('users')
                ->leftJoin('teams','teams.id','=','users.team_id')
                ->get();
Mydump::dump( $all_users );

その他リレーションの参考: https://laravel-news.com/eloquent-tips-tricks

No.1304
01/30 15:32

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DB
Eloquent
モデル

LaravelでDBのシーダーを使ってデフォルトのデータをセットする

マイグレーションをやり直した時に、DBデータも自動で登録できるようにシーダーを使ってデータを作成しておくと マイグレーションのやり直しがとても楽にできます。

● DBのシーダーファイルを作る

テーブル名「clients」の場合「ClientsSeeder」や「ClientsTableSeeder」といった名前をつけて作成します。

(例: clients テーブル用のシーダーファイルを作成する )

php artisan make:seeder ClientsSeeder

database/seeds/ClientsSeeder.php が作成されます )

● 作成されたDBのシーダーファイルを編集する

database/seeds/ClientsSeeder.php

<?php
use Illuminate\Database\Seeder;
class ClientsSeeder extends Seeder
{
    /**
     * Run the database seeds.
     * @return void
     */
    public function run()
    {
        DB::table("clients")->insert([
			'id'           => 1 ,
			'client_name'  => 'テスト商事' ,
			'tel_name'     => '012-345-6789' ,
			'fax_name'     => '012-345-6780',
        ]);
        DB::table("clients")->insert([
			'id'           => 2 ,
			'client_name'  => 'てすとの商事' ,
			'tel_name'     => '112-345-6789' ,
			'fax_name'     => '112-345-6780',
        ]);
    }
}

● 呼び出し元ファイル(DatabaseSeeder.php)に記述

database/seeds/DatabaseSeeder.php に作成したシーダーファイルを記述して呼び出します

<?php
use Illuminate\Database\Seeder;
class DatabaseSeeder extends Seeder
{
    /**
     * Seed the application's database.
     * @return void
     */
    public function run()
    {
        $this->call([
          ClientsSeeder::class ,		// 追加
        ]);
    }
}

● シーダーの実行

php artisan db:seed

● Class XXXXXSeeder does not exist エラーが出る場合

composer の autoload を再読み込みしてから実行するとうまく実行できます。

composer dump-autoload
php artisan db:seed
No.1303
10/23 14:43

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DB